気管支喘息
気管支喘息

喘息は気管支(空気の通り道)に慢性的な炎症が起こる病気です。炎症が続くことで、気管支が過敏になり、さまざまな刺激に反応しやすくなります。
炎症が強くなると、
といった変化が起こり、空気の通り道が狭くなります。
その結果、ゼーゼー・ヒューヒューという音(喘鳴)や息苦しさ、呼吸困難が生じる状態を「喘息発作」といいます。喘息発作を起こさないように症状のない時から毎日きちんと服薬を行う事が重要です。
の2つの時期に発症しやすいことが知られています。
小児期に喘息を発症した方の約3割は、大人になってから再発・移行するとされています。
また、成人になってから初めて発症する喘息も多く、成人喘息の7~8割を占めます。子どもの頃に症状がなかった方でも、ストレスや疲労をきっかけに発症することがあります。
喘息の発症や悪化には、さまざまな要因が関係しています。
特にアトピー体質の関与が大きく、ご家族にアレルギー性疾患を持つ方が多いのも喘息の特徴です。
気管支喘息は気道(空気の通り道)の粘膜に慢性的な炎症が続く病気ですが、常に症状が出ているわけではありません。普段は症状がなくても、気道の炎症は残っており、さまざまな刺激に反応しやすい状態になっています。
気道が狭くなると、特に息を吐くことが難しくなり、次のような症状が現れます。
さらに重症化すると下記のような症状が出現します。
以下の症状が一つでもある場合は、すぐに受診が必要です。重い喘息発作のサインです。
喘息の診断の目安は発作性に呼吸困難や咳などを繰り返す(特に夜間や早朝)、可逆性(薬のなどにより元に戻る)の気流制限がある、気道過敏性(少しの刺激でも咳が出る)、他の病気を除外できるなどが特に重要です。
などを調べるための血液検査を行います。
肺や気管に他の病気が隠れていないかを確認するために、レントゲン検査を行う場合があります。
などを行い、気道の状態を詳しく評価します。
気管支喘息の治療には、主に2つの目的があります。
そして喘息治療の中でも発作を予防するために使用する吸入薬は特に重要です。吸入ステロイド薬が広く使われるようになってから喘息による死亡率は大きく減少しており、その効果は世界的にも確立されています。症状が落ち着いている時でも毎日きちんと使い続けることが発作の予防につながります。症状がない時こそ治療を続けることが大切です。
喘息発作を予防するためには、薬による治療だけでなく、生活環境を整えることも非常に重要です。当院では、ご家庭でできるアレルゲン対策や生活上の工夫についても分かり易くご説明しています。喘息でお困りの方、治療について不安のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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